シンプルで美しい音を出したい
バリバリの超絶技巧よりも、シンプルで一音一音を大切にする
丁寧な演奏を心がけています。というより、超絶技巧曲は弾きたくても弾けない。
ショパンの「バラード第1番」や「木枯らしのエチュード」は大好きなのですが、
弾けるようになるにはあと20年、いや30年か…。
幼少からピアノを始めたのならともかく、
35歳から始めた中年のおじさんには時間と技術が全然足りない。
本当にこの曲だけに集中して毎日3時間すれば弾けるようになるかもしれない。
でもそこまで続ける根気がないのは分かりきっていることだし、
弾きたい曲のストックがもう既に20年分もあるし…。
自分に合ったスタイルを確立する
という訳で、人生の残り時間もそれ程無いので、
苦手な部分に時間をつぎ込むより、自分に合っているスタイルを確立したほうが、
ピアノ生活も充実するだろうという計画です。
超絶技巧が弾ける人はごまんといますからね。
でももし実際、60~70代のアマチュアが、
ショパンの超絶技巧を弾きこなしたらカッコいいよなぁ。
世界のどこかにいるのかもしれない。
超絶技巧じゃないけど、この動画の老夫婦の演奏は素敵。
このような年の重ね方をしたいものです。