苦手な発表会に出る理由

発表会は大の苦手…

初めに言っておきます。
「自分は人前で演奏するのが大の苦手です!」
あえて赤字で強調してみました。

自分は我ながらどうしようもないほどの緊張体質で、
人前で演奏するときは手足がガクガクブルブル震えて、思うように弾けた試しがありません。
自分は子供の頃からずっと、人前に出るのが苦手なタイプでした。
人前で演奏することを楽しいと思ったことはないし、やっと終わったとホッとするだけです。
ですが、ピアノを始めて5年目(2017年現在)になりますが、ピアノ教室の発表会に親睦会、
行きつけのカフェのイベントなど、人前で演奏する機会があれば、すべて参加してきました。

なぜ苦手な発表会に参加するのか?

一番大きな理由は、仕事をずっと続けていく将来を考えた時、
「一番苦手な分野から逃げてはいけない」と思ったからです。
パソコン関係の仕事をしているので、普段はそれほど人に接する事が少ないのですが、
長年続けていると役職も上がり、責任も増えていきます。
そうすると、いきなり会合でスピーチを頼まれたり、人前で喋る機会も増えてくるのです。
仕事を続けていくなら、これは避けて通れない道です。
その為に、訓練として人前で演奏をするという一番苦手な分野にあえて飛び込み、
精神的に自分を鍛えているのです。
人前に出ることなく、黙々と仕事をする職人的な仕事が理想なのですが…。
というか、どんな仕事も人を指導する立場になると、そんなことは言ってられなくなります。
なので「責任感から、やむにやまれず、やるしかない」というのが本音です。

発表会は人生の修行

上記の理由から、自分にとって発表会は「人生の修行」だと思っています。
これを経験すれば、会社のスピーチも怖くなくなります。
趣味を仕事に還元できるのです。お金を頂くプロの演奏ではないので、失敗しても大丈夫。
本当に苦手な人前に出ることを克服することで、精神的に成長できるまたとないチャンスです。
人生でここまで緊張する場面はそうそうありません。
そう思えば、逆に貴重な体験が出来てありがたいと思いませんか?

そして、こうして記事にすることで、
自分と同じ様に発表会で緊張する大人の方の励みになればと思います。

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