初めての発表会にチャレンジ
自分は2013年の5月からピアノを始めて、
ピアノ教室に通い始めたのが、同年8月からです。
その年のピアノ発表会は曲が出来ていないので参加せず、
翌年2014年の年末に初めてピアノ発表会に参加しました。
その時に弾いた曲はジブリ音楽の
風の谷のナウシカより「風の伝説」と
風立ちぬより「菜穂子~めぐり合い~」の2曲です。
楽譜はコチラ
あえて難しい曲にチャレンジ!
この2曲は中級レベルの曲なので、ピアノを始めて1年半の初心者が
演奏するのはかなりハードルの高い曲なのです。
今思えば無謀でした。というか、初めての発表会なのであえてハードルを高くして、
どこまで出来るかチャレンジしてみたかったのです。
この年はとにかく練習しました。仕事が忙しい時期と重なっていたのですが、
練習時間は平日で1時間、休日は2~3時間。毎日休むことなく、
会社から帰宅してどんなに疲れていても、睡眠時間を削って練習しました。
更に、ピアノ教室に通いグランドピアノを弾いて、
自宅の電子ピアノとのタッチや音の響きのあまりの違いに衝撃を受け、
本番までに出来るだけアコースティックピアノに触れたいと思い、
休日はピアノ教室の空いている部屋を借り、
次の休日はネットでピアノがレンタルできる教室やスタジオを調べて、
色んな種類のピアノを弾いてみました。
それで何とか年末の発表会までには仕上げることが出来たのですが、
初めての発表会ということもあり、ただでさえ難しい曲を
ガチガチの緊張でいつもの半分の実力も出せない結果に終わりました。
ですが、出来る限りの事をしたので、それほど悔いは残りませんでした。
限界まで挑戦して分かったこと
おそらく今後、これ程練習に集中することはないでしょう。
毎年このペースでやっていたら体が持ちません。本当に倒れるかと思ったので…。
でもこの時の経験が今に活きています。
初めての発表会を限界まで挑戦して色々な基準が分かったので、
二年目からのペースと選曲方法の基準も決めました。
◎発表会の曲は前年から決めておき、練習は1年以上前から始めて、
出来れば半年前、遅くても3ヶ月前までには仕上げる。
◎緊張対策として2曲を用意して、1曲目は簡単な曲で緊張をほぐし、
2曲目は少し難しい曲にチャレンジする。
この様に色々な事が分かったので、
初めての発表会はとても良い経験になりました。